日本歴史地名大系 「全昌寺跡」の解説 全昌寺跡ぜんしようじあと 青森県:弘前市弘前城下西茂森町全昌寺跡[現在地名]弘前市西茂森町二丁目弘前城下西茂森(にししげもり)町寺院街の海蔵(かいぞう)寺と宝積(ほうしやく)院の間にあった。現廃寺。金沢山と号し、曹洞宗。京徳(きようとく)寺末寺。開山・開基は不詳。長勝寺並寺院開山世代調(長勝寺蔵)によれば、開山は京徳寺四世住職松室、開基年代は不詳。正徳元年(一七一一)の寺社領分限帳(市立弘前図書館蔵)に、京徳寺隠居跡とあり、当時は廃寺であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報