全米科学財団(読み)ゼンベイカガクザイダン

大学事典 「全米科学財団」の解説

全米科学財団
ぜんべいかがくざいだん

アメリカ合衆国の大学における医学系を除くすべての基礎科学や工学,社会科学などの研究および教育を支援する独立した連邦政府機関。年間総予算72億ドル(2014会計年度)大統領任命によるディレクター(director)と,年6回の会合を持つ24人の全米科学委員会(National Science Board)による指導体制をとる。ヴァージニア州アーリントンの本部職員は約2100人。組織は化学部門,地球科学部門,大学院教育部門などに分かれ,業績等審査のうえ採択された研究計画書に基づき,研究者には直接経費が,所属機関には間接経費が配分される。大学教員の個別研究だけでなく,大学での大型研究機器の購入,大学院生のフェローシップ,中高生の大学での研究参加のプロジェクトなども支援する。アメリカの大学における連邦政府の助成による研究費の約24%を支出しており,年間約1万1000の計画書(配分期間は平3年)が採択される。
著者: 赤羽良一

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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