八丁村(読み)はつちようむら

日本歴史地名大系 「八丁村」の解説

八丁村
はつちようむら

[現在地名]丸岡町八丁

丸岡城下の南方九頭竜くずりゆう川に近い所に位置する。北西上安田かみやすた村。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では安田村に含まれていた。正保郷帳には「兼定島村出作」とみえ、田方一一五石余・畠方一五石。貞享二年(一六八五)の「越前地理指南」以降八丁村と記されるようになった。正保二年(一六四五)より松岡藩領、享保六年(一七二一)再び福井藩領となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android