八並石塔(読み)やつなみせきとう

日本歴史地名大系 「八並石塔」の解説

八並石塔
やつなみせきとう

[現在地名]武雄市武雄町富岡字八並

明治末年に旧位置から東へ五〇メートル移転したが、もともと長崎街道沿いにあった。武雄市指定の重要文化財。

現在はコンクリート台上に立つが、もとは土壇の上に立つ高さ三メートルの巨大な石塔婆で、室町時代の地方的な石造文化の所産である。

文政一一年(一八二八)台風のため笠石が飛ばされて石びつが出、中にあった一巻の巻物が飛び散ったが村人たちは触れると祟りがあるといって手に取ろうとせず、ちりぢりになってしまったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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