八代則彦(読み)ヤツシロ ノリヒコ

20世紀日本人名事典 「八代則彦」の解説

八代 則彦
ヤツシロ ノリヒコ

明治〜昭和期の銀行家 住友銀行会長。



生年
明治5年9月10日(1872年)

没年
昭和31(1956)年7月7日

出生地
鹿児島県

学歴〔年〕
東京帝大法科大学政治学科〔明治29年〕卒

経歴
旧薩摩藩士の長男に生まれる。明治23年日本郵船入社。38年住友の懇望を受けて住友銀行に転じ、本店営業部副長をふりだしに、40年営業部長、41年本店副支配人、大正7年常務として支配人を兼任し、住友銀行の中心的存在となる。14年筆頭常務、15年専務、昭和5年会長となり、16年辞任。この間住友合資理事、大阪手形交換所委員長、大阪商工会議所議員などを歴任し、関西財界で活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八代則彦」の解説

八代則彦 やつしろ-のりひこ

1872-1956 明治-昭和時代前期の銀行家。
明治5年9月10日生まれ。日本郵船につとめ,明治38年住友銀行にはいる。支配人,専務をへて昭和5年会長。住友合資理事。大阪手形交換所委員長,大阪商工会議所議員などをつとめた。昭和31年7月7日死去。83歳。鹿児島県出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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