八大窪新村(読み)はちおおくぼしんむら

日本歴史地名大系 「八大窪新村」の解説

八大窪新村
はちおおくぼしんむら

[現在地名]滑川市大窪おおくぼ・八大窪

早月はやつき川が形成した新扇状地扇央部の東部に位置し、北は嘉大窪新かおおくぼしん村。村名の由来は大窪と称する荒蕪地を北野きたの村八兵衛が移住・開拓し、名前の一字をとって八大窪新村としたと伝える(早月加積郷土誌)。出来新村・退転村記申帳には、慶安元年(一六四八)に村立てされた大窪新村が記される。寛文一〇年(一六七〇)の村御印に大窪新村とみえ、草高七〇石、免三ツ一歩(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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