八文字屋瑞笑(読み)はちもんじや ずいしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八文字屋瑞笑」の解説

八文字屋瑞笑 はちもんじや-ずいしょう

1727-1767* 江戸時代中期の版元,浮世草子作者。
享保(きょうほう)12年生まれ。初代八文字屋自笑の孫。家業浄瑠璃(じょうるり)本屋をつぎ,浮世草子や演劇関係書を出版執筆もした。明和3年12月19日死去。40歳。姓は安藤通称は八左衛門。別号に2代八文字屋自笑,李秀,白露。作品に「世間長者容気(かたぎ)」「花色紙襲詞(はなしきしかさねことば)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の八文字屋瑞笑の言及

【古今役者大全】より

…中心となった作者は多田南嶺。撰者として八文字屋其笑,八文字屋瑞笑の名が記される。1750年(寛延3)刊,6巻6冊。…

※「八文字屋瑞笑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android