デジタル大辞泉 「八日目の蝉」の意味・読み・例文・類語 ようかめのせみ〔やうかめのせみ〕【八日目の蝉】 角田光代の長編小説。不倫相手の子供を誘拐した女の3年半にわたる逃亡生活と、成人後に再会した子供の葛藤を描く。平成19年(2007)刊行。翌年の第5回本屋大賞にて6位入賞。ドラマ化、映画化作品もある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「八日目の蝉」の解説 八日目の蝉 ①角田光代の長編小説。不倫相手の子供を誘拐した女性と、成長した子供の葛藤を描く。2007年刊行。②①を原作とする日本のテレビドラマ。放映はNHK(2010年3月~5月)。全6回。脚本:浅野妙子。音楽:渡辺俊幸。出演:檀れい、北乃きい、岸谷五朗ほか。第27回ATP賞テレビグランプリ2010のグランプリ受賞作品。③2011年公開の日本映画。①を原作とする。監督:成島出、脚本:奥寺佐渡子、音楽:安川午朗、撮影:藤澤順一、照明:金沢正夫、録音:藤本賢一、編集:三條知生。出演:井上真央、永作博美、小池栄子、劇団ひとり、余貴美子、田中泯ほか。第36回報知映画賞作品賞受賞。第35回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀音楽賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞、最優秀主演女優賞(井上真央)、最優秀助演女優賞(永作博美)受賞。第85回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞(小池栄子)ほか多数受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報