日本歴史地名大系 「八束郡」の解説 八束郡やつかぐん 面積:三二四・〇六平方キロ(境界未定)美保関(みほのせき)町・島根(しまね)町・鹿島(かしま)町・八束(やつか)町・東出雲(ひがしいずも)町・八雲(やくも)村・玉湯(たまゆ)町・宍道(しんじ)町明治二九年(一八九六)島根郡・秋鹿(あいか)郡・意宇(いう)郡が合併して成立した。西は当郡と同時に成立した簸川(ひかわ)郡、南は大原郡・能義(のぎ)郡、東は中海を挟んで鳥取県西伯(さいはく)郡に接し、当郡中央部には明治二二年の市制町村制施行により成立した松江市がある。南西部には宍道湖が広がり、北は日本海に面する。郡役所は松江市殿(との)町に置かれた。郡名は「出雲国風土記」に載る国引きの神八束水臣津野命にちなむという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by