八段田村(読み)はつたんだむら

日本歴史地名大系 「八段田村」の解説

八段田村
はつたんだむら

[現在地名]東伯町八反田はつたんだ

加勢蛇かせいち川中流右岸に位置し、北は上法万かみほうまん村。八反田村とも記した(給人所付帳)。拝領高は一一〇石余。藪役銀九匁・川役米八石を課されており(藩史)、佐分利氏の給地であった(給人所付帳)幕末の六郡郷村生高竈付によれば生高一六九石余、竈数一九。元治二年(一八六五)の八橋郡村々余業取調帳(河本家文書)では家数一九で、うち余業一〇(農業日雇二など)。元禄一二年(一六九九)などに当村の伊兵衛が、宝永三年(一七〇六)などには平九郎(伊兵衛倅)が大庄屋を勤めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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