八民平七(読み)やたみ へいしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「八民平七」の解説

八民平七 やたみ-へいしち

?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)作者
大坂の人。竹田千前軒の門弟とされ,明和-安永(1764-81)のころ竹本座に作品をかく。「廓色上(さとのいろあげ)」などの単独作品のほか,近松半二らとの合作がある。世話物にすぐれた。前名は竹田平七,筑田平七

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の八民平七の言及

【関取千両幟】より

…9段。近松半二三好松洛,竹田文吉,竹田小出雲,八民平七,竹本三郎兵衛合作。1767年(明和4)8月大坂竹本座初演。…

※「八民平七」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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