八百八町(読み)ハッピャクヤチョウ

デジタル大辞泉 「八百八町」の意味・読み・例文・類語

はっぴゃくや‐ちょう〔‐チヤウ〕【八百八町】

江戸市中に町が多数あることをいう語。江戸中の町々。
[補説]開府当初は三百余町であったものが、江戸中期には千町を超えていた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八百八町」の意味・読み・例文・類語

はっぴゃくや‐ちょう ‥チャウ【八百八町】

〘名〙 江戸の市中に町の数の多くあることをいう語。江戸の町全体。
※雑俳・あかゑぼし(1702)「つづいたり・八百八町折返し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android