日本歴史地名大系 「千町」の解説 千町せんまやちよう 岩手県:東磐井郡千町面積:八九・七六平方キロ東磐井郡の中央部に位置し、北東の室根(むろね)山を頂点に標高四〇〇メートル前後の山に囲まれる盆地で、東は室根村、南は藤沢(ふじさわ)町、北は大東(だいとう)町、北西は東山(ひがしやま)町、西は川崎(かわさき)村。室根山に源を発して南流する北上川支流千厩川(一級河川、流路延長二二・九キロ)がほぼ中央を貫流、これに金田(かんだ)川・寺沢(てらさわ)川・三島(みしま)川などが注ぐ。南部には大平(おおだいら)川が西流。これらの河川の流域に若干の耕地が開けているものの、丘陵性の山林原野が約七割を占め、耕地は一割程度である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報