公人朝夕(読み)くにんちょうじゃく

精選版 日本国語大辞典 「公人朝夕」の意味・読み・例文・類語

くにん‐ちょうじゃく ‥テウジャク【公人朝夕】

〘名〙
室町幕府政所雑役に従事した下級職員。
※年中恒例記(1544頃)正月一〇日「長橋殿の御ゑんのきはに、御劔の役已下御供衆伺候〈略〉走衆のうしろのへんに、御小者公人朝夕以下在之」
② 「くにんちょうじゃくにん(公人朝夕人)」の略。〔武家名目抄(19C中か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android