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公人朝夕人 くにんちょうじゃくにん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

公人朝夕人
くにんちょうじゃくにん

略して朝夕人,朝夕などという。朝夕伺候,つまり常に伺候するところからこの名を生じた。室町幕府では,政所で雑用をつとめる下級役人で,将軍参内の際に尿筒をもって随行するものをいった。江戸幕府では,目付支配下の賤職で,将軍が束帯で出行の際,尿筒をもって従うものをいい,土田氏の世職であった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

くにん‐ちょうじゃくにん〔‐テウジヤクニン〕【公人朝夕人】

室町幕府の政所(まんどころ)で、雑役に従事した下級職員。
江戸時代、将軍が束帯で外出のときに尿筒(しとづつ)を持って近侍した者。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

くにんちょうじゃくにん【公人朝夕人】

室町幕府で、雑事を務めた下級の役人。
江戸幕府の賤職の称。将軍が束帯して出行する際、尿筒しとづつを持って従った者。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の公人朝夕人の言及

【朝夕】より

…朝夕の役目には,以上のような雑務のほかに,参内など将軍の外出に際して,将軍の車輿のそば近くに小用(尿)筒を持って参列するということがあった。江戸幕府も鎌倉・室町両幕府の故実にならって同様の役職を置いたが,その正式な名称を〈公人朝夕人〉という。公人朝夕人は同朋頭の支配に属し,土田氏一人のみの世襲の職となっていた。…

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