…《菅原伝授手習鑑》の藤原時平(しへい),《妹背山婦女庭訓》の蘇我入鹿(そがのいるか),《暫(しばらく)》の平将門(まさかど)など。いずれも青黛(せいたい)をつかって〈公家荒(くげあれ)〉という隈を取る。金冠白衣を着し,長髪の鬘〈王子〉をつける。…
…〈六十三日隈〉〈日の出烏の隈〉〈蝙蝠(こうもり)隈〉など,ひねった趣向のものも戯隈に属する。藍・茶・墨系の隈の典型的なものには〈公家荒(くげあれ)〉があり,《車引》の時平,《暫》のウケ,《妹背山婦女庭訓》の入鹿(いるか)などの役々に用いる。ほかに〈般若隈〉〈鬼女(きじよ)隈〉など謀反人・鬼畜・化身系の役々に多数がある。…
※「公家荒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...