公知(読み)コウチ

精選版 日本国語大辞典 「公知」の意味・読み・例文・類語

こう‐ち【公知・公智】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 世間一般に広く知られていること。だれでも知っていること。周知。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕
  3. 一方に片よらない、物事本質をはっきりと認識した正しい知識。
    1. [初出の実例]「第四に人事の軽重大小を分別し軽小を後にして重大を先にし其時節と場所とを察するの働を公智と云ふ」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む