公腹(読み)オオヤケバラ

デジタル大辞泉 「公腹」の意味・読み・例文・類語

おおやけ‐ばら〔おほやけ‐〕【公腹】

世の中全体の立場からみて腹が立つこと。公憤
「―とか、よからぬ人の言ふやうに、憎くこそ思う給へられしか」〈紫式部日記

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精選版 日本国語大辞典 「公腹」の意味・読み・例文・類語

おおやけ‐ばらおほやけ‥【公腹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はら」は怒りの意 ) 社会的な立場から見て他人行為を腹立たしく思うこと。ひとごとながら腹が立つこと。公憤。
    1. [初出の実例]「書きかはしたる文を〈略〉見侍りしに、すずろに心やましう、おほやけばらとか、よからぬ人のいふやうに、にくくこそ思う給へられしか」(出典:紫式部日記(1010頃か)消息文)

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