六つの花(読み)ムツノハナ

デジタル大辞泉 「六つの花」の意味・読み・例文・類語

むつ‐の‐はな【六つの花】

異称。6弁の花のように結晶するところからいう。
「おしなべて草木にかはる色もなし誰かは―と見るらん」〈廻国雑記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六つの花」の意味・読み・例文・類語

むつ【六つ】 の 花(はな)

  1. 雪の異称。その形が樹枝状六花の結晶であるところからいう。六花(りっか)。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「冬地儀 おしなべて草木にかはる色もなし誰かはむつの花とみるらん」(出典:廻国雑記(1487))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android