六字南無右衛門(読み)ろくじ なむえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「六字南無右衛門」の解説

六字南無右衛門 ろくじ-なむえもん

?-? 江戸時代前期の女浄瑠璃(じょうるり)太夫
寛永(1624-44)のころ京都四条河原で浄瑠璃をかたり人気があった。女性芸能が禁じられたためほろびたが,その系統は南無右衛門節として伝承された。浄瑠璃正本「やしま」(寛永16年刊)がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の六字南無右衛門の言及

【浄瑠璃】より

…次郎兵衛も上総介(掾)を受領し,寛永(1624‐44)ころ四条河原で操り興行を行った。女太夫も六字南無右衛門(ろくじなむえもん)(語り物に《やしま》)はじめ左門,よしたかなどが活躍する。しかし1629年女太夫は禁止された。…

※「六字南無右衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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