六折草(読み)むつおれぐさ

精選版 日本国語大辞典 「六折草」の意味・読み・例文・類語

むつおれ‐ぐさ むつをれ‥【六折草】

〘名〙 イネ科多年草本州四国九州水田や池の縁などに生える。高さ二〇~六〇センチメートル。稈の下部は地に伏す。葉は狭線形で長さ一〇~三〇センチメートル。舌片は長楕円形で白い。五~六月、淡緑色で線形の小穂を円錐状につける。小穂は熟すとばらばらになって落ちやすいので、この名がある。みのごめ。みの。〔物品識名拾遺(1825)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「六折草」の解説

六折草 (ムツオレグサ)

学名Glyceria acutiflora
植物。イネ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android