日本歴史地名大系 「六条院東村」の解説 六条院東村ろくじよういんひがしむら 岡山県:浅口郡鴨方町六条院東村[現在地名]鴨方町六条院東里見(さとみ)川右岸にあり、北は地頭下(じとうしも)村(現金光町)、東は佐方(さがた)村(現同上)、西は六条院中(ろくじよういんなか)村、南は安倉峠(あくらだわ)を越えると六条院西村の枝村安倉(現寄島町)。中世には六条院領大島(おおしま)保に含まれたと推定され、地名はこれに関係するとみられる。元文(一七三六―四一)頃の鴨方領明細帳(池田家文庫)には字として相部(あいべ)・四条原(しじようら)・地頭明(じとうみよう)・竹原(たけはら)・犬馬場(いぬのばば)・赤鉢(あかばち)があげられ、東西一里四町余、南北三四町二〇間。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報