池田光政日記(読み)いけだみつまさにっき

改訂新版 世界大百科事典 「池田光政日記」の意味・わかりやすい解説

池田光政日記 (いけだみつまさにっき)

岡山藩主池田光政の自筆の日記で21冊。原本は池田家に襲蔵されたが,現在は岡山美術館の所蔵。記事は1637年(寛永14)10月8日から69年(寛文9)2月2日に及び,藩政全般から対幕関係,一門親類の諸家および他藩との交渉年中行事冠婚葬祭など多岐にわたり,大名日記として稀有かつ貴重なものである。なお,筆跡は達筆で難読のものであるが,翻刻本がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 谷口

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む