六浦寺前村(読み)むつらてらのまえむら

日本歴史地名大系 「六浦寺前村」の解説

六浦寺前村
むつらてらのまえむら

[現在地名]金沢区金沢町・寺前てらまえ一―二丁目・町屋まちや

東はしば村および海岸に面し、西は金沢の入海泥亀新田でいきしんでん村、南は町屋村に連なり、北から西にかけて谷津やつ村に接する。村内を谷津村から町屋村に通じる金沢かねさわ道が通る。題未詳冊子奥書(金沢文庫古文書)に「永禄十年武州金沢寺前、薬王寺住僧」とみえ、村名は称名しようみよう寺の大門前に位置したことに由来すると思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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