六郎村(読み)ろくろうむら

日本歴史地名大系 「六郎村」の解説

六郎村
ろくろうむら

[現在地名]豊前市六郎

三楽さんらく村・森久もりひさ村の南、佐井さい川左岸に位置する。当地は古くは佐井川の流路で河原だったが、別府穀窓(文化一〇年没)が開いたと伝える(築上郡志)。江戸時代の領主変遷今市いまいち村に同じ。元和八年人畜改帳に村名がみえ給人分、家数二八・人数五二(うち百姓六・名子一)、牛八・馬二。延享三年(一七四六)の御案内覚帳(稲葉文書)では高四二四石余、免三ツ九分、竈数三三、家数四五・人数一五三、牛一一・馬三、貴船大明神があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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