六面体晶隕鉄(読み)ろくめんたいしょういんてつ(その他表記)hexahedrite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「六面体晶隕鉄」の意味・わかりやすい解説

六面体晶隕鉄
ろくめんたいしょういんてつ
hexahedrite

鉄隕石一種ヘキサヘドライトとも呼ばれる。ニッケル含有量が6%以下のもので,八面体晶隕鉄が示すようなウィドマンシュテッテン模様を示さない。この鉄隕石は大きなカマサイト (α鉄) の結晶から成り,この結晶 (体心立方晶) の{100}面が劈開面になるので六面体晶の名をもつ。この種の隕鉄を磨いて薄い酸で腐食するとノイマン線と呼ばれる線がみられる。これは弱い衝撃力で生じた双晶ラメラである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む