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共同偏視 きょうどうへんし conjugate deviation of the eyes

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世界大百科事典 第2版の解説

きょうどうへんし【共同偏視 conjugate deviation of the eyes】

左右の眼球が一方向を向いたままの状態にあることをいう。水平方向のものと垂直方向のものとがある。左右の方向への眼球運動(水平共同視)は,大脳皮質から橋(きよう)への神経回路と,橋にある水平共同視中枢によって営まれているが,これらの経路のどこかに病変が生ずると,一定方向への水平共同視ができなくなり,眼球はそれと反対側にひかれた状態のままとなってしまう。このような状態が麻痺性の共同偏視である。脳卒中などのように大脳半球内の病変では,このような麻痺性共同偏視を生じ,眼球は病変のある側をにらむような位置をとることが多い。

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