共析鋼(読み)キョウセキコウ

デジタル大辞泉 「共析鋼」の意味・読み・例文・類語

きょうせき‐こう〔‐カウ〕【共析鋼】

炭素を0.86パーセント含有する鋼で、高温から徐々に冷却してセ氏723度でフェライトセメンタイトを同時に析出し、交互の層になったもの。

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精選版 日本国語大辞典 「共析鋼」の意味・読み・例文・類語

きょうせき‐こう‥カウ【共析鋼】

  1. 〘 名詞 〙 炭素量〇・八六パーセントの炭素鋼。摂氏七二三度に加熱すると、フェライトとセメンタイトの共析であるパーライトに分解する。炭素量がこれより少ないものを亜共析鋼、多いものを過共析鋼という。

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