兵は拙速を貴ぶ(読み)へいはせっそくをとうとぶ

故事成語を知る辞典 「兵は拙速を貴ぶ」の解説

兵は拙速を貴ぶ

戦いは、やり方は下手でも、素早く行動して結着を付けるのがよい、ということ。

[使用例] 「爾そう性急せっかちに成さらないで、まア数日しばらく、凝然じっとして待って在いらっしゃる訳には参らないもんですかねえ?」「兵は拙速を貴ぶさ」[小杉天外*魔風恋風|1903]

[由来] 「孫子―作戦」に出て来る一節から。「兵は拙速を聞くも、未いまだ巧の久しきを覩みざるなり(戦争では、下手でも素早い行動を取るということは聞くが、上手な戦い方で長く持ちこたえたというのは、見たことがない)」とあります。

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