兵仗宣下(読み)ヒョウジョウセンゲ

デジタル大辞泉 「兵仗宣下」の意味・読み・例文・類語

ひょうじょう‐せんげ〔ヒヤウヂヤウ‐〕【兵×仗宣下】

文官随身ずいじんを召し連れることを勅許されること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兵仗宣下」の意味・読み・例文・類語

ひょうじょう‐せんげ ヒャウヂャウ‥【兵仗宣下】

〘名〙 武官を帯しない摂政関白、まれに大臣に、近衛府生・内舎人などの下級武官を随身(ずいじん)として召しつれることを勅許すること。
※光豊公記‐慶長八年(1603)二月一二日(古事類苑・官位五一)「将軍宣下有之〈略〉氏長者宣旨、牛馬宣旨、兵仗宣下」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android