具足親(読み)グソクオヤ

デジタル大辞泉 「具足親」の意味・読み・例文・類語

ぐそく‐おや【具足親】

武家時代男子元服をして初めてよろいかぶとを身につける際に、それを着せた人。その武勇にあやかれるような人が選ばれた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「具足親」の意味・読み・例文・類語

ぐそく‐おや【具足親】

  1. 〘 名詞 〙 武家で、男子が元服して甲冑の着ぞめをするとき、その具足を着せる役をつとめる人。特にその武勇にあやかるようにと、武功ある人を選んだ。
    1. [初出の実例]「烏帽子おや、具足おや、とりおやと云も家の子歟」(出典:俳諧・類船集(1676)以)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む