図書館情報学用語辞典 第5版 「典拠ファイル」の解説 典拠ファイル “実体を識別し,その実体に対する統制形アクセスポイントを管理するために典拠データを収めたファイル”(『日本目録規則2018年版』).典拠形アクセスポイント(統一標目),参考資料名,異形アクセスポイント(参照)などのデータから構成される個々の記録を「典拠レコード」という.機械可読形の典拠ファイルは,目録データベース中の書誌レコードの統制形アクセスポイントに対応する典拠レコードを収録し,アクセスポイントが一貫して用いられるよう維持管理を行う典拠コントロールにおいて使用される.典拠リスト(authority list)と同義.名称典拠ファイルと件名典拠ファイルとがある.なお,著者名典拠ファイルとは,名称典拠ファイルに含まれる著者名のみを対象としたファイルである.[参照項目] 典拠コントロール | 典拠レコード | 統制形アクセスポイント 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by