兼子 一(読み)カネコ ハジメ

20世紀日本人名事典 「兼子 一」の解説

兼子 一
カネコ ハジメ

昭和期の弁護士 元・東京大学教授



生年
明治39(1906)年12月18日

没年
昭和48(1973)年4月6日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔昭和4年〕卒

経歴
東大助手から昭和6年助教授、16年に教授となり、民事訴訟法を担当。17年から北京大学法学院教授を併任した。32年に退官、弁護士を開業、朝日新聞社争議、山陽特殊鋼事件などを担当した。また戦後は法制審議会委員を務め、中労委公益委員、公労委会長として労働争議の解決にも力を尽くした。著書に「民事訴訟法体系」「実体法と訴訟法」「強制執行法」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「兼子 一」の解説

兼子 一 (かねこ はじめ)

生年月日:1906年12月18日
昭和時代の民事訴訟法学者;弁護士。東京大学教授
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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