内加賀野門跡(読み)うちかがのもんあと

日本歴史地名大系 「内加賀野門跡」の解説

内加賀野門跡
うちかがのもんあと

[現在地名]盛岡市上ノ橋町

内加賀野小路の北詰にあり、外加賀野そとかがの小路への出口にあたる。枡形があり、土手や柵を設けて出入りを取締った。寛永城下図に加賀野出口と記される惣門がみえ、河北地区あぶら町の遠曲輪から河南地区の加賀野の遠曲輪まで中津なかつ川を隔てて六六間あり、うち同川は二二間。河岸から内加賀野門までは六四間、門の東で遠曲輪は南に折れて新穀しんこく町惣門に至るが、その間は八六四間半とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android