内松村(読み)ないまつむら

日本歴史地名大系 「内松村」の解説

内松村
ないまつむら

[現在地名]表郷村内松

やしろ川上流左岸に位置し、北に古刹満願まんがん(現白河市)が祀られているせき(現同上)があり、その南参道にあたる当村口に「せき山」の道標が建つ。南は中野なかの村、北は関辺せきべ(現白河市)、東は番沢ばんざわ村、西は旗宿はたじゆく(現白河市)に接する。江戸時代初め会津領、寛永四年(一六二七)白河藩領、寛保元年(一七四一)以降越後高田藩領。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では高三一九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android