内津山(読み)うつつやま

日本歴史地名大系 「内津山」の解説

内津山
うつつやま

[現在地名]春日井市内津町

内津川の水源であり、内津町の東から北に続く。内々うつつ神社の奥院のあるところを中心とした山脈で、内津峠も含まれる。美濃との国境。標高三二二・八メートル。「府志」に「古曰現山、事見于祠廟下、俗謂奥院、今山上有神祠、鑿大石為壇、太瑰奇梯而攀之石上有穴、其水随潮増減、此地晩来風起甚烈、其日必晴、土人諺曰、池田朝霧内津ノ夕嵐」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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