内耳奇形(読み)ないじきけい(その他表記)malformation of the inner ear

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内耳奇形」の意味・わかりやすい解説

内耳奇形
ないじきけい
malformation of the inner ear

遺伝性または胎生期の異常によってまれに生じる内耳の奇形で,小児の高度難聴の原因一つ。奇形は内耳のうち発生学的に新しい部分である球形嚢蝸牛に高度に出現する。他の奇形 (口蓋裂唇裂,眼の奇形その他) や中枢神経系の発育不全などを伴うことも多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む