内蔵有永(読み)くらの ありなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内蔵有永」の解説

内蔵有永 くらの-ありなが

?-? 平安時代前期の官吏
木工権大允(もくのごんのたいじょう)。右弁官進言にしたがい,伊勢(いせの)斎王野宮(ののみや)を造営するための工匠・役夫の人員を半減させ,その恒例化を上申,元慶(がんぎょう)7年(883)認可される。のち左衛門少尉(さえもんのしょうじょう)となり,仁和(にんな)元年山城に派遣されて官田を治めた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例