上申(読み)ジョウシン

精選版 日本国語大辞典 「上申」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しんジャウ‥【上申】

  1. 〘 名詞 〙 上役上官支配者などに意見や事情を申しあげること。上伸
    1. [初出の実例]「百姓等之名田等既上申之由」(出典:東寺百合文書‐ち・明徳五年(1394)二月一〇日・二十一口方評定引付)
    2. 「御問書の趣きは逐一拝見奉りぬ就ては底意腹蔵なく上申(ジャウシン)致すべきの旨」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉七)
    3. [その他の文献]〔白居易‐郡斎暇日詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む