上申(読み)じょうしん

精選版 日本国語大辞典 「上申」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しん ジャウ‥【上申】

〘名〙 上役上官支配者などに意見事情を申しあげること。上伸
※東寺百合文書‐ち・明徳五年(1394)二月一〇日・二十一口方評定引付「百姓等之名田等既上申之由」
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉七「御問書の趣きは逐一拝見奉りぬ就ては底意腹蔵なく上申(ジャウシン)致すべきの旨」 〔白居易‐郡斎暇日詩〕

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デジタル大辞泉 「上申」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しん〔ジヤウ‐〕【上申】

[名](スル)意見を上の者に申し述べること。具申。「改革案を上申する」「上申書」
[類語]建議献策具申献言進言答申建白建言申し立てる物申す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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