デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「円覚(1)」の解説 円覚(1) えんかく ?-? 平安時代前期の僧。承和(じょうわ)7年(840)唐(中国)にわたる。五台山にひさしく滞在後,長安に出,855年円珍にであい,その求法(ぐほう)巡歴を援助した。866年安展(あんてん),丈部(はせつかべの)秋丸とともに真如(しんにょ)(高丘親王)にしたがって天竺(てんじく)(インド)へ旅立ち,消息をたつ。俗姓は田口。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例