円覚寺(読み)えんかくじ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

円覚寺(沖縄県)
えんかくじ

沖縄県那覇(なは)市首里(しゅり)当蔵(とうのくら)町にあった寺。臨済(りんざい)宗に属し、天徳山と号した。1492年(明応1)第二尚(しょう)氏第3代の王尚真(しょうしん)が亡父尚円(しょうえん)の冥福(めいふく)を祈って創建。以来、その香華院(こうげいん)とし、芥陰(かいいん)を開山とした。仏殿、竜淵殿(りゅうえんでん)、山門、天女堂などの七堂伽藍(がらん)を備えた沖縄本島中第一の巨刹(きょさつ)であったが、第二次世界大戦で焼失し、現在は1968年(昭和43)に復原された朱塗りの総門と、放生橋(ほうじょうばし)(国の重要文化財)のみが残る。[大鹿実秋]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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