最新 地学事典 「円錐カルスト」の解説
えんすいカルスト
円錐カルスト
cone karst
石灰岩の溶食が進んで円錐形の残丘が広域に分布する地形。一般に高温多湿で,岩石そのものが溶食されやすく,隆起傾向にある場合に発達。キューバ,ジャマイカ,プエルトリコ,インドネシア,パプアニューギニア,中国南部等に分布。キューバではモゴーテ(mogote),プエルトリコではペピノ(pepino)またはヘイスタック(haystack)と呼ばれる。また,東ヨーロッパのモンテネグロに分布する平坦面上に孤立した円錐の残丘群はフム(hum)。中国の桂林に分布する数十mの比高で,孤立して塔状にそそり立つ残丘は,タワーカルスト(tower karst)として区別。
執筆者:漆原 和子
参照項目:コックピット
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

