円頓融通(読み)えんどんゆうずう

精選版 日本国語大辞典 「円頓融通」の意味・読み・例文・類語

えんどん‐ゆうずうヱンドンユウヅウ【円頓融通】

  1. 〘 名詞 〙 仏語天台宗教義で、滞りなく融通無礙(ゆうずうむげ)の悟りの境地に達すること。
    1. [初出の実例]「当寺、〈略〉円頓融通の法(のり)の灯かかげそひて」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)出羽三山)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android