再生ヘッド(読み)さいせいヘッド

百科事典マイペディア 「再生ヘッド」の意味・わかりやすい解説

再生ヘッド【さいせいヘッド】

磁気録音装置の再生用電磁石をいう。一般に微小な間隙(かんげき)をもつリング状の小型磁石で,録音ヘッドにより磁化された磁性体磁気テープ等)からの磁力線を間隙部に受け,コイルに発生する電圧によって,録音信号に応じた電気信号を取り出す。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「再生ヘッド」の意味・わかりやすい解説

再生ヘッド
さいせいヘッド
reproducing head

テープレコーダビデオテープレコーダにおいて,録音あるいは録画された磁気テープから信号を読出すための磁心入りコイル。厚さ 0.1~0.4mmのパーマロイ製薄板を重ねてつくられる。記録された磁気テープを再生ヘッドに密着させて記録のときと同じ方向へ動かすと,テープ上の各点に記録された残留磁気の強さに応じて再生ヘッドに巻いてあるコイルに起電力を生じる。この電圧を増幅してスピーカあるいはブラウン管に加えると信号を再生することができる。

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