再稼働の地元同意

共同通信ニュース用語解説 「再稼働の地元同意」の解説

再稼働の地元同意

地元同意 原発が立地している自治体電力会社と事故時の通報義務などを定めた安全協定を結んでいる。法的拘束力はないが、電力会社が地元自治体の意向を無視することは難しいことから、原発の再稼働でも自治体の同意は事実上不可欠とされる。対象は原発がある道県と地元市町村が通例。日本原子力発電東海第2原発(茨城県)で30キロ圏の自治体にも実質的な権限を認めたケースがあり、他の原発でも対象拡大を目指す動きが出ている。ただ、再稼働のハードルが上がるため電力会社側は消極的だとされる。

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