冕旒(読み)ベンリュウ

デジタル大辞泉 「冕旒」の意味・読み・例文・類語

べん‐りゅう〔‐リウ〕【××旒】

冕冠前後に垂らす、珠玉を連ねた糸状の飾り。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冕旒」の意味・読み・例文・類語

べん‐りゅう ‥リウ【冕旒】

〘名〙 冕冠(べんかん)頂上冕板(べんばん)の前後に垂れ下げる珠玉を通した糸縄。転じて、高位の人。貴族
※蕉堅藁(1403)聞径山全室和尚入京作「老安徳望高今古、婁約玄音動冕旒
※南郭先生文集‐初編(1727)四・送人之京二首「前王清廟迎琴瑟、中士明堂擁冕旒」 〔古今注‐問答釈義〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android