冗冗(読み)ジョウジョウ

デジタル大辞泉 「冗冗」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じょう【冗冗】

[ト・タル][文][形動タリ]
話などが長くてくどいさま。「冗冗たる弁舌」
入り乱れているさま。「紛々冗冗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冗冗」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じょう【冗冗】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 入り乱れているさま。
    1. [初出の実例]「三界冗々事如麻、非適今兮自古然」(出典:草堂集(1816)上・三界冗々事如麻)
    2. 「紛々冗々魑魅魍魎と言はんか、百鬼夜行と言はんか」(出典:抒情詩(1897)わが影〈田山花袋〉序)
  3. 長々しく、くどいさま。
    1. [初出の実例]「喋々冗々と弁論して止(やま)ざりき」(出典:今昔較(1874)〈岡三慶〉下)

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普及版 字通 「冗冗」の読み・字形・画数・意味

【冗冗】じようじよう

乱雑。

字通「冗」の項目を見る

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