

に作り、宀(べん)+儿(じん)。〔説文〕七下に「
(ひま)あるなり。宀儿に從ふ。人、屋下に在りて、田事無きなり」とするが、おそらく
中に人の
坐する形であろう。〔周礼、地官、
人〕の職は、外内朝の冗食者の食を供することを掌る。冗食とは、上直するものに給する食事で、冗とは宿直者のことである。これを冗散の意に用いるのは、実務のことでないからであろう。のち冗官・冗漫などの意となる。冗談は常談の宛字。上直の意からみて、
が本字である。
・冗 アマル・カハク・チル 〔字鏡集〕
アマル・カハク・チル・オホシ
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[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...