(読み)じょう

精選版 日本国語大辞典 「冗」の意味・読み・例文・類語

じょう【冗】

〘名〙 むだ。不必要。また、わずらわしいこと。くだくだしいこと。
廃藩置県の詔‐明治四年(1871)七月一四日「是れ務て冗を去り簡に就き」 〔杜牧‐上斐侍郎書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「冗」の意味・読み・例文・類語

じょう【冗】[漢字項目]

常用漢字] [音]ジョウ(漢)
よけいな。むだ。余分。「冗員冗談冗費
むだが多く締まりがない。くだくだしい。「冗長冗漫煩冗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android