冥加あらせたまえ(読み)みょうがあらせたまえ

精選版 日本国語大辞典 「冥加あらせたまえ」の意味・読み・例文・類語

みょうが【冥加】=あらせたまえ[=あれ]

  1. 神仏加護を願うときにいうことば。
    1. [初出の実例]「阿耨多羅三藐(あのくたらさんみゃく)三菩提の仏たちわが立つ杣に冥加あらせたまへ〈伝教大師〉」(出典新古今和歌集(1205)釈教・一九二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android