デジタル大辞泉 「三菩提」の意味・読み・例文・類語 さんぼだい【三×菩▽提】 《〈梵〉saṃbodhiの音写》「阿耨多羅三藐あのくたらさんみゃく三菩提」の略。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「三菩提」の意味・読み・例文・類語 さんぼだい【三菩提】 〘 名詞 〙 仏語。① ( 「阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)」の略 ) 一切の真理を悟ったその智慧の悟り。完全な悟り。[初出の実例]「真如出家以降四十余年、企二三菩提一、在二一道場一」(出典:扶桑略記(12C初)元慶五年一〇月一三日)② 三種の菩提。三乗の人が得る声聞菩提・縁覚菩提・無上正等菩提の三種をいう。また、仏の三身に約し、応化仏(方便)菩提・報仏(実智)菩提・法仏(真性)菩提の三種をいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例